2016年12月30日金曜日

ざっくり振り返りました。


2013
田舎の幼馴染
ヒーローショーのMCのお姉さん
元キャバ嬢

2014
昭和の若く熱い会社員
超能力三姉妹末っ子
健気な彼女

2015
おちぶれアイドル
わがまま彼女
熱血若手保育士
葬式にまじっちゃった先輩
不良風女子

◇2016◇
女子高生(被災)
ロボット
医者の娘
ホームレス
故人(1981没)
なにか魂のような存在


あくまで役の設定だけで比較すると、今年はまあ!
自分が生きてきた人生からは想像しがたい役ばかりでした。
正確に言えば今までやらせて頂いた全ての役がそうなのですけれども、
今年はそもそも人間ですらないという役を三度も経験しました。

憧れだったファンタジーの世界にいつの間にか足を踏み入れていたということですね!ありがたいことです。

そして、今年も公演を観にきてくださった皆様、本当にありがとうございました。

来年は、応援してくださっている皆様に喜んでいただけるような活動をもっともっとしていきたいと思っています!!

あと、これは変わらず、誇りを持ってやりがいをもってできる仕事。




今年最後にやった作品が色々教えてくれました。写真は、保坂萌さん。
御子ちゃん、ありがとう。
人間に生まれたことをたたえないと!



皆様、今年も一年お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
よいお年を〜!!




2016年12月17日土曜日

#イヴ電 のお話。

来週から、
Ne'yanka第二回公演「死刑台の上のイヴと電気箱の偶然の出会い」(略称:イヴ電)
が始まります。

クリスマスが暇な人、嫌いな人、大好きな人、
クリスマスに予定がなくなってしまった人、
人と会う予定はあるけど何するか決めかねている人、
初めてのデートの人、
毎年の王道クリスマスデートに飽きた人、
家族と七面鳥を食べる人、ケンタッキーを食べる人、
クリスマスは充実しているけど前後が暇な人、


色んな方がいらっしゃると思いますが…
是非、学芸大学CLASKAまでお越しください♡



ツイッターやらフェイスブックやらでは何度か宣伝しておりましたが、この作品、この時期にピッタリのキラキラした、小さな絵本から飛び出してきたようなお話です。
観に来てくださる皆様にとってこの作品が、小さなクリスマスプレゼントになればいいな、と密かに願っております。

Ne'yanka客演陣で唯一の二回目の出演となる私目線の勝手な比較コーナー!

どちらも共通して言えるのが、まず遠藤さんの脚本の深さ!
各章のエピグラフはじめ、参考文献や注釈、解説、あとがきなどが丁寧に脚本に書いてくださっているのですが、とても面白いです。様々な文化や歴史があってこの物語がある。知れば知るほど味わい深くなってゆきます。それでいてファンタジー好きな私にはたまらない世界観。
そんな遠藤さんの脚本を一番愛している葉さんが演出されるわけですから、これまたさらに旨味が増します。
そして、葉さんがチョイスする音楽と衣装の世界観。こちらも前回に引き続き私の大好物でございます。
会場である、CLASKA The 8th Gallaryともマッチしております!!


今回は、オムニバス形式となっており、それぞれのコントが、前回よりも肩の力を抜いて観られるのではないかという印象です。
上演時間も前回が約2時間だったのに比べ、今回は70分程度を予定しております。
ぎゅっと濃縮されたひとつひとつの物語を、ライトな心持ちでお楽しみください。


そして今回の魅力のひとつ、役者陣!
みんながみんな、萌えキャラ?というのでしょうか、なんだか可愛くて魅力的な方々ばかり。
それはもちろん、舞台の上で、という意味です!

舞台を作り上げていく過程で、それぞれの役者がそれぞれの仕事をして、それを演出家が整理して形にする、というのがもちろん理想なのだとは思いますが、諸先輩方が、自分では今まで気づかなかったことを指摘してくださったり、感想を言ってくれたりちゃんと見ていてくださるというのはとても心強く、勉強になります。
そうしてひとまわりもふたまわりもしっかりしてきたこの作品を、愛おしく思います。


ちょっと話が逸れてしまいましたが、、、

今回のNe'yankaは、童話!交響曲!プレゼント!

ご連絡はお早めに!お待ちしております。

長々と失礼致しました。

以下詳細です。



 


Ne’yanka
「死刑台の上のイヴと電気箱の偶然の出会い」

作    遠藤 良太/演出  両角 葉

子供の生まれ先を決める天使と、
女王暗殺未遂事件に頭を抱える三人の役人。
異国では、発明家が処刑装置の開発に奮闘する。

「王子の子供が天使に祝福される時、
女王はパンドラの箱によって解き放たれたドラゴンに噛まれ命を落とすだろう」

予言から始まった、この物語の行き着く先は天国か、それとも……

生命の箱をめぐる3つのオムニバスストーリー。


Cast
石井卓真(Sky theater PROJECT)
神戸誠治(エビス大黒舎)
杉村こずえ
西本竜樹(東京乾電池)
福永理未
藤本紗也香
本山功康
両角葉 
 
Time Table
2016年 
12月22日(木)        19:30★
12月23日(金・祝) 14:00/18:30
12月24日(土)     14:00/18:30☆
12月25日(日)     14:00/18:30
12月26日(月)       15:00

当日・前売りとも 3,000円
★22日は初日割引2,800円
☆24日18:30の回はイヴ割引2,800円

会場
The 8th Gallery @CLASKA
http://www.claska.com/studio/8th_gallery/

※会場はホテルCLASKAの8Fになります。ホテル内のエレベーターにて8Fまでお越しください。
※受付開始・開場ともに開演30分前
※全席自由
※当日のご入場は当日受付順となります。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※車椅子でお越しのお客様は事前にNe'yankaまでお問い合わせください。


Ticket
ご予約はこちらからもできます。


Staff
脚本 遠藤良太
演出 両角葉
演出助手 磯田浩一(やくぶつ)
舞台監督 森久憲生(TANGRAM)
照明 吉村愛子(Fantasista?ish.)
宣伝美術 牛尾敬子
撮影 保坂萌
制作 花澤理恵(リトル・ジャイアンツ)
 
Ne’yanka  http://www.ne-yanka.com/

2016年12月8日木曜日

「インターステラー」「地獄の黙示録」「ラスト・タンゴ・イン・パリ」感想

「インターステラー」
監督:クリストファー・ノーラン

映画館で観ておけばよかった。
浦島太郎を壮大に膨らませたような感じがした。浦島太郎と違うのは(ほとんど全部違うけど)、時の流れが、自分の住んでいた場所とは違うと既にわかっているところ。わかっているからこそ守るものがあって、帰りたくて、その緊張感がすごく伝わってきた。
宇宙と地球の現実にありえそうな映画を観ると、あまりにも壮大なので、虚無感に襲われる傾向がある。

「地獄の黙示録」
監督:フランシス・フォード・コッポラ

みているこちらまで頭がおかしくなりそうな映画だった。
カーツ大佐は現世を捨て僧侶になったのかな?カーツ大佐のいるシーンだけ、お坊さんがいるみたいで落ち着いて観ることができた。
あと音楽の力は素晴らしいと思いました。



「ラスト・タンゴ・イン・パリ」
監督:ベルナルド・ベルトルッチ

言ってることと思ってることとやってることがバラバラに思えて、何が本物かわからなかったけどそれ全部が本物だからぐちゃぐちゃになっちゃったのかな?
気持ちのすれ違いは本当に切なくやりきれないものだなあとしみじみ思いました。

おわり