東京公演、山口公演と、無事に全公演終演いたしました。
たくさんのお客様にあたたかいご声援をいただいて、乗り切ることができました。
山口公演では、下松のあたたかい方々に迎えられ支えられて、舞台に立つことができました。
本当に感謝の言葉しかありません。
ありがとうございました。
東京公演
下松公演
毎公演、劇中の序盤で西岡先生に消されちゃうんだけど、最後はみんなの似顔絵は消さないでくれました。嬉しかった(笑)
宮城県のとある海の町の高台にある、2011年3月で廃校になってしまう飯田川高校の演劇部員で副部長をつとめている花沢華子役をやらせて頂きました。
大好きな仲間たちと先輩たちと、最後の公演。
そんな中で突然被災します。
なんの変哲もない普通の女子高生が、とんでもない事態に直面して、大切なものをたくさん目の前で奪い取られ、深い悲しみ、怒り、不安の中で、何を感じ何を考えたのか。
そんな絶望的な状況の中でも生きがいや微かな希望を見出して、強くあろうとした人たち。
文字にしようとするとどうしても伝えきれないので何度も書いては消し書いては消しできりがないです。。
でもこれが、今の私って事で、いまから消すのはやめます。笑
わたし自身ちゃんと花沢として答えを見つけられたのか未だにわかりませんが、こういうことを改めて考え、思いを寄せるきっかけをくださったこの作品に感謝です。出逢えてよかった。
ご観劇くださった皆様も、少しでもこの作品を観てよかったと思ってくださっていれば幸いです。
宿泊させて頂いた笠戸島から海の景色。
劇場から宿を往復する時にいつも通る笠戸大橋からみる海の景色に、毎度感動して胸が苦しくなり、気力を頂きました。
自然の力って不思議ですね。
美しい自然の景色や空気に私たちはエネルギーをもらいますが、あの日、そんな美しい海が姿形を変え、色んなものを奪ってしまったのですから。それも自然の力なのですね。
私という人間一人の力なんて、本当にちっぽけでしかないですが、色んな人に助けられて、支え合って、協力して、ちょっとでも誰かに何かパワーを伝えられればいいなって思いました。これからも、ずっと。
作品のせいなのか、公演の前後いわゆるプライベート時間は基本的に情緒不安定でたくさん迷惑もおかけしましたが、今後ともよろしくお願い致します。
ありがとうございました!!!!!!!!!!
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