2017年1月6日金曜日

「モンスター」「スカーフェイス」「博奕打ち 総長賭博」感想

(ネタバレを含みます)



「モンスター」
監督:パティ・ジェンキンス

頭ではわかっていることと、衝動や愛情が、真逆のところにいて、闘っていた。
あと、馴れってこわいと思った。気付いたら色んな普通じゃないことに慣れてしまってたり。アイリーンとセルビーの立場や関係性が少しずつ変わってきていることが恐かった。

「スカーフェイス」
監督:ブライアン・デ・パルマ

頂点にたってからが苦しかった。
あんなに最初冴えなく見えたのにどんどんかっこよく見えてきた。すごい。何もないところから、挫折と栄光と破滅(又は再生)を描く作品はたくさんあるけれど、私もやりたい。


「博奕打ち 総長賭博」
監督:山下耕作

恥ずかしながらこういう昭和の任侠ものの映画は初めてみたけれど、ものすごくかっこよくて好きでした。
オープニングと、終わり方がまず好き。音楽字幕含めて好き。潔い。
俳優たちはなんでみんなこんなに渋くかっこよく、または美しいのでしょうか。
なんの邪念もなく真っ直ぐに生きている人たち、という感じがした。悪役も、悪役として真っ直ぐに悪いことをしているというか。
女たちの境遇は現代を生きる私からすると不憫だけど、それはそれでかっこいい気もした。スター

おわり

0 件のコメント:

コメントを投稿