最初新鮮に楽しくできていたことが、億劫になってきたり。
最初嫌でたまらなかったこの生活に、価値を見出だし始めたり。
時間ってのは、何かやるべきことを見つけてしまうと、途端にいくらあっても足りなくなるものなのかしら。あればあるほど無駄にしてしまっているのかも。少ない時間でできてたことを倍の時間あったら半分はだらけている気がする。でもだらけて何もしていない時間に何か脳みそが動いてピカーンて閃いたりもする。
「時間」、「考える時間」が圧倒的に増えた。
だから、ご縁ときっかけを与えてくれる場もあって、このぐるぐるした思考回路を吐き出してる。文字に起こしてみる。
最初はただの今の自分から生まれたものを文章に。
次は風景の写真から想像して生まれた物語を。
次は知らない人の写真から想像した「わたし」を。
なんの終着点もないけど、とりあえず書き始めてみると、どんどん出てくる。
そして思いのままに書いたものを、ちょっと後から読み返してみると、結構面白い。
人に見せるという視点も入れて読み直してみて、ちょっとあの時と違う自分が修正を入れてみたりあえてそのままにしてみたり。
そうしてできた自分の作品が、全然違うストーリーなのにどことなく自分を改めて知るきっかけになってる。自分がみたいもの、作りたいもの、暗い部分、見せたい部分、こだわる部分、荒い部分、、、
人と話すのに頭の回転が遅い方だと自分で思ってるので、これはなかなか自分にあってるのかもしれない。
そしてこれを気が向いた時でも続けていけば、新たな自分の特徴を自分で知るきっかけにもなると思う。
今は、こんな感じです。
あと面白かったのが、即興でした二人の会話を書き起こしてみること。時間かかるけど、これがめちゃ楽しかった。
もちろん会話してる時は何も考えずに言葉を発してるから、グダグダなの。
改めて文字で見ると、どもりとか、おんなじ言葉を繰り返したり、自分の口癖やクセがよくわかる。でもよくこの展開になったなって感心もする。
それで即興の時の間が文章上ではなくなるから、ちょっと削ったら普通の台本にできそうな感じがしてくる!!
それでもう一回この会話をやったらどうなるんだろう?
違う人がこれをやったらあの生々しさはどこまで出るんだろう?
とか色々可能性が広がって、面白い。
初見もいいけど、稽古もしてみたい。