「ジョゼと虎と魚たち」感想
(ネタバレを含みます)
監督:犬童一心
昔観た時はとても胸が苦しくなった記憶があるけれど、改めて見たら、どこにでもある二人のひと時の恋を切ないけど、でも前向きに平和に描いている作品に思えた。どこにでもあるという言い方は語弊があるかもですが、とても共感しやすい、という意味が近いです。主役二人と、クセのある脇役たちのバランスがよかった。登場人物ほとんどに共通して言えるのが、最初の印象があまりよくないけど気づいたら愛してしまっているところ。それは、みんなそれぞれの苦しみや悲しみが垣間見えて、それを乗り越えた強さとか生き方なんだとみてるこちらが気づくからでしょうか。登場人物のある一人だけが薄ぼんやりしてみえた。なんかふわふわしてた。バランスを考えて、あえてなのかな?でも観ていてちょっとぱずかしかった。これかも、私の課題、と思った。おわり
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