2017年2月25日土曜日

タテヨコ企画「ムラムラギッチョンチョン」

こんにちは。
ブログを更新しないまま、年が明け、稽古が始まり、本番の四日前というところまで来てしまいました。ごめんなさい!
今年もどうぞよろしくお願い致します。

まずは詳細です!!

タテヨコ企画32回公演
「ムラムラギッチョンチョン」
2017年3月1日(水)〜5日(日)
@ SPACE雑遊

◯特設サイト◯
http://tateyoko.com/next/muramura/index.html

◯タテヨコブログ!◯
http://blog.tateyoko.com

◯チケットご予約◯
(福永理未扱い)


この作品、10年前に上演されたものの再演です。タテヨコ企画さんの坊主シリーズのひとつだそうです。

とても信頼できる、そして素敵な役者さんだなと思っている方からオファーを頂いたので、やる気まんまんでお受けしたのですが、タテヨコ企画さんの作品は拝見したことがなく、企画書と簡単な説明で、修行僧シリーズ?坊主芝居?
仏教の教えをテーマにしてるのかしら?宗教?なんて正直どんなジャンルなのかよく理解できないまま稽古が始まったわけですが。

稽古が進んでいくうちに、あーちがう、あーなるほどー。なんじゃこりゃー。て目から鱗でした。
なんか説明しようとすると、観る人に押しつけてしまいそうで、もう拙い私の口からは何も言えないのですが、あらすじなどをみて、なんだかとっつきにくそうだなあと思った人!実は私も稽古前まで思ってました。でもきっとそんなことはないので観に来てほしいな、ただそれだけ言いたいのであります。

この稽古が始まってから、日々のふとしたことや、ニュースとか、当たり前のことや当たり前じゃないことに敏感になって、気づくと考えに耽ってみたり、そういうことが増えたような気がします。こういう瞬間、この作品に出会えてよかったな、役者をやっていてよかったな、そう思います。あの時ああしてればな〜と思うことだらけの日々だけど、それでもそれがなければ出会えなかったことがたくさんあるし、何が言いたいのかわからなくなってきました。


タテヨコ企画の劇団員の皆様、そして客演の皆様の魅力が半端じゃないです。
尊敬と憧れと感謝と。。。。。
稽古みてるだけで胸がザワザワドキドキするのです。この方々を見逃すのはもったいない!


シシャモさんの演出と、違うキャストで新たな命が吹き込まれた「ムラムラギッチョンチョン」是非、劇場でお待ちしております!






2017年1月11日水曜日

「PINA」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」感想

(ネタバレを含みます)



「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」
監督:ヴィム・ヴェンダース

観ていて不思議な気持ちになってきた。
ダンスの知識は何も知らないし、言葉もないのに笑えてきたり不安になったり。言葉がない分色んなことを想像して釘付けになった。
野生の動物的でもあり、人間的でもあった。
イスのある舞台でふたりの体勢を変えるシーンと、オーディションのシーンと、肉を足に挟んでる踊りのシーンが好き。
私は全身を自由に動かすのが苦手だから、何もしゃべらず身体の表現だけでまずは一週間くらい合宿してみたい。



「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
監督:セルジオ・レオーネ

初めて観ましたがもう一度観たくなる映画。
子供時代がやっぱり好き。まだみんな純粋で引き返せそうな感じが好き。撃たれた男の子は存在感がレミゼラブルのガブローシュみたいだな、と思いました。
あと、デボラが化粧を落としながら話しているところが好き。手の動きが心の動きみたいでそこばかりみてしまった。
ヌードルスがいい人過ぎて、35年という時をひとりで経た人にしかわからない何かなのかな、と思った。
こんな色褪せない映画にいつか出る!


おわり

2017年1月8日日曜日

「アレックス」「ふたりの人魚」「天安門、恋人たち」「スプリング・フィーバー」「パリ、ただよう花」感想

(ネタバレを含みます)


「アレックス」
監督:ギャスパー・ノエ

途中からこの映画の構成がわかってきて、物語が遡るほど、目が離せなくなってきた。
事件の前と後で男二人の関係性が逆転しているような気がするのも面白い。
アレックスが、自分の未来を予知していたこととか、妊娠していたこととか、後から、もう手遅れになってから知る方が悲しみとか衝撃が強いのかも、と思った。その時は何も知らずに観ていたという罪悪感みたいなものだろうか


以下、四作品すべて
監督:ロウ・イエ

「ふたりの人魚」
ロウ・イエ作品を一気に観ましたが、これが一番ファンタジックで好き。色んな結末を想像しながらみた。ふたりのヒロインが可愛くて謎めいててとても魅力的だった。主人公以外が多くをしゃべらない感じが好き

「天安門、恋人たち」
プールの深いとこと浅いところの境界線で主人公が座っていられなくなるところが本当にその気持ちがわかる気がしてむずむずして叫びだしたくなって一番好きなシーンです。

「スプリング・フィーバー」
拒絶から入ったけど観終わったらみんなのこと好きになってた作品
「天安門、恋人たち」にも自殺した人がいたけど、こんなに苦しいんだから、死んだ方が確かに楽だよなーと思ってしまう。だからこそ、その死も乗り越え苦しさの中を生きてる人たちが、強く、生きるパワーみたいなのを感じる。生き方はどうであれ、生きてるだけでかっこいいと思ってしまう…命がけで人のことを愛しているからなのかな。
あとやっぱり私は女装した男性をかっこよく思ってしまう傾向があります。


「パリ、ただよう花」
さいきん、行方不明のパリ在住日本人女性と殺人容疑のチリ人男性のニュースがよくやっているから、なんとなくかぶせて妄想してみてしまった。
花はずっと微笑んでて、正直何考えてるかわからなくて、まさにただよっていた。
ただ、愛してるとか好きとかって、意味わかんないし説明できないものなんだっていうのがすごく伝わってきた。
別れるって言って気付いたら同棲してたり、奥さんがいるって知って初めて泣きながら愛してるって言ったり。
途中まで、ホアがどういうつもりでマチューとやってるのか、誰でもいいのか、わからなかったけど、本当に彼を愛してしまったんだなというのが痛いほど伝わってきました。
不思議なのは、下手したらヤリマンとかビッチで片付けられそうなのに(アバズレは言ってたか…)、そうは思えなかったというか、そういうのを超越して、本能のままに生きてるって感じがした。それは、このロウ・イエ監督の作品に出てくる人、特に下三本全てに感じた。


おわり

2017年1月6日金曜日

「モンスター」「スカーフェイス」「博奕打ち 総長賭博」感想

(ネタバレを含みます)



「モンスター」
監督:パティ・ジェンキンス

頭ではわかっていることと、衝動や愛情が、真逆のところにいて、闘っていた。
あと、馴れってこわいと思った。気付いたら色んな普通じゃないことに慣れてしまってたり。アイリーンとセルビーの立場や関係性が少しずつ変わってきていることが恐かった。

「スカーフェイス」
監督:ブライアン・デ・パルマ

頂点にたってからが苦しかった。
あんなに最初冴えなく見えたのにどんどんかっこよく見えてきた。すごい。何もないところから、挫折と栄光と破滅(又は再生)を描く作品はたくさんあるけれど、私もやりたい。


「博奕打ち 総長賭博」
監督:山下耕作

恥ずかしながらこういう昭和の任侠ものの映画は初めてみたけれど、ものすごくかっこよくて好きでした。
オープニングと、終わり方がまず好き。音楽字幕含めて好き。潔い。
俳優たちはなんでみんなこんなに渋くかっこよく、または美しいのでしょうか。
なんの邪念もなく真っ直ぐに生きている人たち、という感じがした。悪役も、悪役として真っ直ぐに悪いことをしているというか。
女たちの境遇は現代を生きる私からすると不憫だけど、それはそれでかっこいい気もした。スター

おわり

2016年12月30日金曜日

ざっくり振り返りました。


2013
田舎の幼馴染
ヒーローショーのMCのお姉さん
元キャバ嬢

2014
昭和の若く熱い会社員
超能力三姉妹末っ子
健気な彼女

2015
おちぶれアイドル
わがまま彼女
熱血若手保育士
葬式にまじっちゃった先輩
不良風女子

◇2016◇
女子高生(被災)
ロボット
医者の娘
ホームレス
故人(1981没)
なにか魂のような存在


あくまで役の設定だけで比較すると、今年はまあ!
自分が生きてきた人生からは想像しがたい役ばかりでした。
正確に言えば今までやらせて頂いた全ての役がそうなのですけれども、
今年はそもそも人間ですらないという役を三度も経験しました。

憧れだったファンタジーの世界にいつの間にか足を踏み入れていたということですね!ありがたいことです。

そして、今年も公演を観にきてくださった皆様、本当にありがとうございました。

来年は、応援してくださっている皆様に喜んでいただけるような活動をもっともっとしていきたいと思っています!!

あと、これは変わらず、誇りを持ってやりがいをもってできる仕事。




今年最後にやった作品が色々教えてくれました。写真は、保坂萌さん。
御子ちゃん、ありがとう。
人間に生まれたことをたたえないと!



皆様、今年も一年お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
よいお年を〜!!




2016年12月17日土曜日

#イヴ電 のお話。

来週から、
Ne'yanka第二回公演「死刑台の上のイヴと電気箱の偶然の出会い」(略称:イヴ電)
が始まります。

クリスマスが暇な人、嫌いな人、大好きな人、
クリスマスに予定がなくなってしまった人、
人と会う予定はあるけど何するか決めかねている人、
初めてのデートの人、
毎年の王道クリスマスデートに飽きた人、
家族と七面鳥を食べる人、ケンタッキーを食べる人、
クリスマスは充実しているけど前後が暇な人、


色んな方がいらっしゃると思いますが…
是非、学芸大学CLASKAまでお越しください♡



ツイッターやらフェイスブックやらでは何度か宣伝しておりましたが、この作品、この時期にピッタリのキラキラした、小さな絵本から飛び出してきたようなお話です。
観に来てくださる皆様にとってこの作品が、小さなクリスマスプレゼントになればいいな、と密かに願っております。

Ne'yanka客演陣で唯一の二回目の出演となる私目線の勝手な比較コーナー!

どちらも共通して言えるのが、まず遠藤さんの脚本の深さ!
各章のエピグラフはじめ、参考文献や注釈、解説、あとがきなどが丁寧に脚本に書いてくださっているのですが、とても面白いです。様々な文化や歴史があってこの物語がある。知れば知るほど味わい深くなってゆきます。それでいてファンタジー好きな私にはたまらない世界観。
そんな遠藤さんの脚本を一番愛している葉さんが演出されるわけですから、これまたさらに旨味が増します。
そして、葉さんがチョイスする音楽と衣装の世界観。こちらも前回に引き続き私の大好物でございます。
会場である、CLASKA The 8th Gallaryともマッチしております!!


今回は、オムニバス形式となっており、それぞれのコントが、前回よりも肩の力を抜いて観られるのではないかという印象です。
上演時間も前回が約2時間だったのに比べ、今回は70分程度を予定しております。
ぎゅっと濃縮されたひとつひとつの物語を、ライトな心持ちでお楽しみください。


そして今回の魅力のひとつ、役者陣!
みんながみんな、萌えキャラ?というのでしょうか、なんだか可愛くて魅力的な方々ばかり。
それはもちろん、舞台の上で、という意味です!

舞台を作り上げていく過程で、それぞれの役者がそれぞれの仕事をして、それを演出家が整理して形にする、というのがもちろん理想なのだとは思いますが、諸先輩方が、自分では今まで気づかなかったことを指摘してくださったり、感想を言ってくれたりちゃんと見ていてくださるというのはとても心強く、勉強になります。
そうしてひとまわりもふたまわりもしっかりしてきたこの作品を、愛おしく思います。


ちょっと話が逸れてしまいましたが、、、

今回のNe'yankaは、童話!交響曲!プレゼント!

ご連絡はお早めに!お待ちしております。

長々と失礼致しました。

以下詳細です。



 


Ne’yanka
「死刑台の上のイヴと電気箱の偶然の出会い」

作    遠藤 良太/演出  両角 葉

子供の生まれ先を決める天使と、
女王暗殺未遂事件に頭を抱える三人の役人。
異国では、発明家が処刑装置の開発に奮闘する。

「王子の子供が天使に祝福される時、
女王はパンドラの箱によって解き放たれたドラゴンに噛まれ命を落とすだろう」

予言から始まった、この物語の行き着く先は天国か、それとも……

生命の箱をめぐる3つのオムニバスストーリー。


Cast
石井卓真(Sky theater PROJECT)
神戸誠治(エビス大黒舎)
杉村こずえ
西本竜樹(東京乾電池)
福永理未
藤本紗也香
本山功康
両角葉 
 
Time Table
2016年 
12月22日(木)        19:30★
12月23日(金・祝) 14:00/18:30
12月24日(土)     14:00/18:30☆
12月25日(日)     14:00/18:30
12月26日(月)       15:00

当日・前売りとも 3,000円
★22日は初日割引2,800円
☆24日18:30の回はイヴ割引2,800円

会場
The 8th Gallery @CLASKA
http://www.claska.com/studio/8th_gallery/

※会場はホテルCLASKAの8Fになります。ホテル内のエレベーターにて8Fまでお越しください。
※受付開始・開場ともに開演30分前
※全席自由
※当日のご入場は当日受付順となります。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※車椅子でお越しのお客様は事前にNe'yankaまでお問い合わせください。


Ticket
ご予約はこちらからもできます。


Staff
脚本 遠藤良太
演出 両角葉
演出助手 磯田浩一(やくぶつ)
舞台監督 森久憲生(TANGRAM)
照明 吉村愛子(Fantasista?ish.)
宣伝美術 牛尾敬子
撮影 保坂萌
制作 花澤理恵(リトル・ジャイアンツ)
 
Ne’yanka  http://www.ne-yanka.com/

2016年12月8日木曜日

「インターステラー」「地獄の黙示録」「ラスト・タンゴ・イン・パリ」感想

「インターステラー」
監督:クリストファー・ノーラン

映画館で観ておけばよかった。
浦島太郎を壮大に膨らませたような感じがした。浦島太郎と違うのは(ほとんど全部違うけど)、時の流れが、自分の住んでいた場所とは違うと既にわかっているところ。わかっているからこそ守るものがあって、帰りたくて、その緊張感がすごく伝わってきた。
宇宙と地球の現実にありえそうな映画を観ると、あまりにも壮大なので、虚無感に襲われる傾向がある。

「地獄の黙示録」
監督:フランシス・フォード・コッポラ

みているこちらまで頭がおかしくなりそうな映画だった。
カーツ大佐は現世を捨て僧侶になったのかな?カーツ大佐のいるシーンだけ、お坊さんがいるみたいで落ち着いて観ることができた。
あと音楽の力は素晴らしいと思いました。



「ラスト・タンゴ・イン・パリ」
監督:ベルナルド・ベルトルッチ

言ってることと思ってることとやってることがバラバラに思えて、何が本物かわからなかったけどそれ全部が本物だからぐちゃぐちゃになっちゃったのかな?
気持ちのすれ違いは本当に切なくやりきれないものだなあとしみじみ思いました。

おわり