2017年4月23日日曜日

「復讐するは我にあり」「豚と軍艦」感想

監督:今村昌平


「復讐するは我にあり」
小川真由美が私のミューズになりつつある。。。
といってもまだ二作目だけど。「鬼畜」の緒形拳と小川真由美が記憶に新しかったので、設定は同じ(愛人関係、女は子供欲しい)なのに、全くの別人で、当たり前だけど俳優ってすごいって思った。入浴シーンの三國さんのなんとも言えない自分の欲望と戦ってるような滑稽な表情が好き。緒形拳さんのかっこつけてちゃんとかっこいいとこが好き。倍賞さんのあどけない顔立ちと大人の女の部分のギャップが好き。
小川真由美さんの、、、なんていうんだろうか、愛をすごく感じました。





「豚と軍艦」
最初はすっごくお洒落な映画だなーって思いながら観ていた。なんだか雰囲気があるなって。それは間違い無いと思うのだけど、それ以上だった。この言い方ごめんなさいだな。気づいたら引き込まれてて、主人公に感情移入してて、彼女にも。
ラストシーンは鳥肌が立ちました。ぶたぶたぶた。長門裕之さんが、お世話になっている森川正太さんに見えて仕方なかった。
なんか改めて本当にお洒落な映画。こんな映画日本にあったんだなー。

ばかやろー!!




2017年4月17日月曜日

「鬼畜」感想

監督:野村芳太郎

冒頭のシナリオを読んでから観た映画。私の想像力ではとても及ばない作品でした。

しかも予告編を観て初めて知ったけど、実話が元になっているとは…
実際の事件が戦前、
松本清張の原作が戦後、
映画が70年代、
ということで(シシャモさん情報)、
どんな時代にも一応起こり得ることなんだなー・・・

ってそんなことはどうでもいいんだ!どうでもよくないけどそんなことより私は目覚めてしまったかもしれない…
この昭和の映画の素晴らしさに!

まず小川真由美さん!この映画で冒頭しか出てないけれどものすごいドラマが見えます。かっこいい。素敵。
子供たち!監督はどんな演出したんだろう?棒読みでなんの色もなくて、ただセリフを言ってるだけなのに泣かされました。
あと蟹江敬三とか最近見ないタイプのあんちゃんでかっこいい!
お梅と宗吉のセックスシーンが怖くてトラウマになりそうでした。。。


誰が鬼畜なのか??
子供たちの純粋すぎる純粋さが、どうしようもない大人たちにとって鬼畜なのではないか、と思わされてしまった。




2017年4月10日月曜日

「街の灯」感想

監督:チャールズ・チャップリン

映画は愛。言われればそうだとわかるけど、実感するのは難しい。愛の形だっていっぱいあるし、、とか思ってたけど、愛だ、と感じずにはいられない作品だった。シンプル!ストレート!言葉はないけど、ないからこそ、とってもわかりやすく伝わってきた。
とにかくチャップリンの他の作品も早く観たい!


2017年4月1日土曜日

「油断大敵」「ふしぎな岬の物語」感想

「油断大敵」
監督:成島出

役所広司さんと柄本明さんの関係性が素敵。
役所さんの年を重ねている感じも出ててすごいなーと思った。当たり前にやっているように見えることが真似しようとすると全然できなくて、そういうことに気づかされた。
ネコさんの何も言わずに無表情だけど何か心が蠢いてるような聞き方が好き。
泥棒も警察もどんな仕事だって一流とは何なのか、教えてもらいました。


「ふしぎな岬の物語」
監督:成島出

船でのタニさんの最後のシーンがすごく好きだった。泣きそうになった。
シナリオを知るために字幕付きでみたけど、わたしがやったら陳腐になるだろう説明ゼリフの数々が説明台詞じゃなく生きてる言葉になってたからすごい。
やっぱり辛い時こそ笑いたい!

2017年3月24日金曜日

「LA LA LAND」感想

(ネタバレを含みます)




監督:デイミアン・チャゼル


音楽の力、ダンスの力はすごいと思う。私はミュージカルがすごく好きなのだけれど、それは100パーセントエンターテイメントのものか、音楽を扱ったテーマのものとかで、とにかくミュージカルは自分の勉強している芝居とは別物と思っていて、だからこそ憧れてる部分もあるのだけれどでも、セリフはリアルなのにいきなりシリアスなシーンとか死にかけの人が歌い出したりすると興ざめしてしまいます。でもこの映画は、リアルとエンタメの狭間なのにとても気持ちよく観れた。
ライアン・ゴズリングのこと初めてかっこいいと思った!
基本どんな気持ちでも微笑んでるあの憂いのある感じがとってもセクシーだった。
エマ・ストーンの飾らない表情の豊かさもすごい魅力的だった。
あと、グサグサくる言葉もところどころに散りばめられていて、特に二人のディナーしながら喧嘩してるとこの会話とか、どちらの言葉も自分に言われているような気持ちになってしまった。


最後の理想の物語が好き。
でも実際の終わり方も好き。


観終わった後、一駅分多く歩いてしまいました。

おわり



2017年3月15日水曜日

ムラムラな日々にさようなら。

こんにちは。

舞台が幕を閉じ、一つ歳をとり、ギリギリとした四日間のワークショップを終え、気づいたら三月も半分過ぎていました。

まずは、タテヨコ企画「ムラムラギッチョンチョン」にご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
連日超がつくほど満員御礼で、たくさんのお客様に観ていただけて、本当に幸せでした。
私自身、この作品、この座組の皆様と出会えたという事が自分にとって新しい風で、本当にかけがえのないものとなりました。
毎日じっくりじっくり稽古して、毎日飲んで(第二の稽古場)、静かに熱い熱い日々でした。

みわちゃん。みわちゃん。



最初に会った時は突拍子もないよくわからないひどい子だなって思ってました。知るにつれて、この子いいこすぎないか?と思ってました。
最後は、とても人間くさい普通の女の子だなって。私と同じだわって思えるようになりました。死にたかったって思ってたけど死ななくてよかったって思えるようにもなりました。
これからもずっと大切な役です。
シシャモさん、一言では言えないのですが、最初から最後まで、ただただありがとうございます。


共演した皆様、本当に尊敬することばっかりで、たくさん色んなこと学びました。それ以上に皆様の人柄とか人間をめちゃくちゃ大好きになりました。こんなにみんなのこと好きになっちゃって大丈夫かなって最後の方は辛くなるくらい、愛おしい人々しかいませんでした。

タテヨコ企画劇団員の皆様。
今回は出演されているのが三人だけでしたが、出演していない方々にも稽古中から本番が終わるまで心身ともに支えていただきました。

スタッフの皆様。
愉快で温かい人たちに支えられて、素敵な作品をお届けすることができました。

感謝しかありません。

そして改めてご来場くださいました皆々様。
本当に本当にありがとうございました!!




生きることは苦しいこと。
生きているから生きるんだ。

こういうテーマがひとつありましたけど、
死を身近に感じると途端に生きるということが鮮やかに強く輝きだすんだなって。

ちょうどこの公演の後お会いしたある監督のお言葉でも重なる部分があって、私にとってはタイムリーだったんです。

死ぬ気で生きねば。


またあのムジナの穴に入ったらみんなに会えるんじゃないか、とか思うけど、もうその穴もなくなったんだったー。
とてもさみしいけど、いつも舞台っていうのは儚いものですよね。だからいいんですよね。うんうん。







またいつか皆様にお会いできますように。

なんだか言いたいことも上手く言えず長々とすみません、もうすぐ終わります。


実は、しばらく舞台の予定はありません。
様々な方との出会いとご縁のおかげで約三年間、途切れることなく色んな団体さんに参加させていただきました。最初の舞台から今日まで全て繋がっていると思うととても感慨深いです。そして感謝です。今まで出会ってくれた方、出会いを繋げてくれた方、本当にありがとうございます。

とはいえ意外とすぐひょっこりどこかに出没するかもしれません。
(私は今日は酒を飲まないと決めても飲んでしまう人なので、何が起こるかは確定できません。)
その時まで、たくさんムラムラしておこうと思います!!


いつも応援してくださる皆様、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

それではみなさん、さようなら〜!!






2017年2月25日土曜日

タテヨコ企画「ムラムラギッチョンチョン」

こんにちは。
ブログを更新しないまま、年が明け、稽古が始まり、本番の四日前というところまで来てしまいました。ごめんなさい!
今年もどうぞよろしくお願い致します。

まずは詳細です!!

タテヨコ企画32回公演
「ムラムラギッチョンチョン」
2017年3月1日(水)〜5日(日)
@ SPACE雑遊

◯特設サイト◯
http://tateyoko.com/next/muramura/index.html

◯タテヨコブログ!◯
http://blog.tateyoko.com

◯チケットご予約◯
(福永理未扱い)


この作品、10年前に上演されたものの再演です。タテヨコ企画さんの坊主シリーズのひとつだそうです。

とても信頼できる、そして素敵な役者さんだなと思っている方からオファーを頂いたので、やる気まんまんでお受けしたのですが、タテヨコ企画さんの作品は拝見したことがなく、企画書と簡単な説明で、修行僧シリーズ?坊主芝居?
仏教の教えをテーマにしてるのかしら?宗教?なんて正直どんなジャンルなのかよく理解できないまま稽古が始まったわけですが。

稽古が進んでいくうちに、あーちがう、あーなるほどー。なんじゃこりゃー。て目から鱗でした。
なんか説明しようとすると、観る人に押しつけてしまいそうで、もう拙い私の口からは何も言えないのですが、あらすじなどをみて、なんだかとっつきにくそうだなあと思った人!実は私も稽古前まで思ってました。でもきっとそんなことはないので観に来てほしいな、ただそれだけ言いたいのであります。

この稽古が始まってから、日々のふとしたことや、ニュースとか、当たり前のことや当たり前じゃないことに敏感になって、気づくと考えに耽ってみたり、そういうことが増えたような気がします。こういう瞬間、この作品に出会えてよかったな、役者をやっていてよかったな、そう思います。あの時ああしてればな〜と思うことだらけの日々だけど、それでもそれがなければ出会えなかったことがたくさんあるし、何が言いたいのかわからなくなってきました。


タテヨコ企画の劇団員の皆様、そして客演の皆様の魅力が半端じゃないです。
尊敬と憧れと感謝と。。。。。
稽古みてるだけで胸がザワザワドキドキするのです。この方々を見逃すのはもったいない!


シシャモさんの演出と、違うキャストで新たな命が吹き込まれた「ムラムラギッチョンチョン」是非、劇場でお待ちしております!