2017年4月17日月曜日

「鬼畜」感想

監督:野村芳太郎

冒頭のシナリオを読んでから観た映画。私の想像力ではとても及ばない作品でした。

しかも予告編を観て初めて知ったけど、実話が元になっているとは…
実際の事件が戦前、
松本清張の原作が戦後、
映画が70年代、
ということで(シシャモさん情報)、
どんな時代にも一応起こり得ることなんだなー・・・

ってそんなことはどうでもいいんだ!どうでもよくないけどそんなことより私は目覚めてしまったかもしれない…
この昭和の映画の素晴らしさに!

まず小川真由美さん!この映画で冒頭しか出てないけれどものすごいドラマが見えます。かっこいい。素敵。
子供たち!監督はどんな演出したんだろう?棒読みでなんの色もなくて、ただセリフを言ってるだけなのに泣かされました。
あと蟹江敬三とか最近見ないタイプのあんちゃんでかっこいい!
お梅と宗吉のセックスシーンが怖くてトラウマになりそうでした。。。


誰が鬼畜なのか??
子供たちの純粋すぎる純粋さが、どうしようもない大人たちにとって鬼畜なのではないか、と思わされてしまった。




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