2014年6月29日日曜日

舞台「WILCO」

ミナモザ第15回公演「WILCO」@座・高円寺





10月の公演で共演させて頂く浅倉洋介さんが出演されているということで、観に行って参りました。


一人の青年が、戦争に行くお話。
観る前は現実とは離れた設定の世界のお話だと思っていました。
でも見終わったら現代の私たちがとても共感できるというか想像できるお話だったと思います。


ちょうどいま、集団的自衛権の容認、様々な議論やデモが起こっていますが、生まれてから今まで私は自分の大切な人が、同級生が、家族が戦争に行って帰って来ないかもしれないという不安とは無縁で暮らしてきました。
だから戦争というのは遠い存在で、現実味がなかった。


私が本格的に落ち込むことといったら、ニートになってひきこもりになって周りに迷惑をかけながら誰にも必要とされずにそのまま死んでいく人生を想像すること。大切な友人が、家族が、恋人が変な新興宗教に入信してしまうこと、心を病んでしまうこと、自殺してしまうこと。

こういったことが戦争よりも現実的な恐怖に感じます。
実際に現代の日本ではうつ病の人や自殺する人は多いですし。(最近うつ病や統合失調症の本を読んでいたので気分が落ちこんでいます。)



これが、もし社会の仕組みが変わって、今よりも当たり前の感覚で戦争に行ける世界になったら、、、?

もしかしたら、私がいま恐怖に感じていることが減るのではないか?ということを想像してしまったのです!舞台を観て。



主人公は何不自由なくごく普通の家庭で育ちましたが、たぶん自分にしかわからない説明できない親との葛藤があって、父親と離れたくて、自衛隊をやめて死ぬために海外の傭兵になります。

かなり中略しますが、死と隣り合わせの世界にひとりぼっちで、色んな考え方の人と出会って、人を殺すことも死ぬこともできず、最終的には家に帰ってきます。

ずっと父親を憎んでいて、憎い父親でいてもらうことで自分を保たせていたのに、謝られてしまったら、これから俺はどうすればいいんだよ!今までの自分はなんだったんだよ!というようなシーンがあるのですがなんかすごくわかる〜と思いました。
自分の中の敵を支えに自分の考え方生き方を正当化して成立させていたはずなのにそれが敵じゃなくなった時愛を感じてしまった時わたしはきっとだめになるから、そういうやり方で自分を正当化するのはやめようと思いました。



主人公の葛藤は、私たちの誰もわかってくれないだろう個々の葛藤と重なり合う部分があると思いました。ここにいてもなんにもやる気がでない、何もかも捨てたい、、、

でも戦争に行って、今までの生活を離れたところから感じたり、新たな世界に触れることで自分が本当にしたいこと、生きたいのか死にたいのか、に気づくことができたのだと思います。

とても暗い気持ちになるお話でしたが、自分の中でぐるぐるしていたこととこのお話がつながって、死にたい人とか、人を殺したい人の選択肢に「戦争に行く」という項目がごく普通にある世界だったら、自殺したり通り魔になるよりも救われることもあるのではないか?と思ってしまうお話でした。



ちょうど社会の流れとタイミングマッチしてますけど、これはあくまで政治とか制度とかそういうの抜きにした舞台をみた感想です。笑
すごく創造意欲の湧く作品でした。私だったら真っ黒でカラフルなファンタジーにしたいけど…






2014年6月24日火曜日

「チョコレートドーナツ」

先日、観たかった映画「チョコレート・ドーナツ」を観に行きました。
私はきれいなことをきれいに描くお話とか、かわいそうな人のかわいそうなお話はあまり好きではない、と自分で思っていたのですが、この映画を観て、そう思っていた自分が少し恥ずかしくなりました。
それぞれの相手をおもう気持ちが、愛情が、正義が、私の心にもずぶずぶ刺さってきました。
私が同じ境遇になったら人に無償の愛で包み込んであげられるのだろうか。
そんな人間になりたいです。
あんな風に人を愛せる人になりたいと強く思いました。ルディがまぶしかったです。
素直に、感動しました。いい映画でした。




さいきん、自分の中の何かを埋めるように映画をたくさん観ているけれど、観ているだけじゃだめなんだな。

2014年6月23日月曜日

鵺的「毒婦ニ景」

少し前の話になりますが、
鵺的「毒婦二景」『定や、定』と『昭和十一年五月十八日の犯罪』を観劇してきました!@下北沢 小劇場楽園

阿部定を二つの視点から描いた二つのお芝居。




阿部定さんのことは、あまり知らなくて、彼女を題材にした作品も今まで観たことがなかったけれど、なんとなく自由奔放で狂気的なインパクトの強い女性というイメージでした。

この作品が私の初観劇作品になったわけですけれど、阿部定のインパクトの強さ、そこは抑えめでありふれた女性として共感しやすい女性として描かれいるような気がしました。とても好感のもてる阿部定でした。
周りを取り巻く男性たちにフォーカスがあたっていてすごく魅力的に感じました。

阿部定のこと興味を持ったので他の作品、映画も観てみようと思いました。
一世風靡した人なのだから、もし自分が阿部定をやる時がきたら、とびっきり魅力的にトリッキーに嫌でも頭に残ってしまうキャラクターでやってみたいです。(何様という感じですが)


素敵な時間をありがとうございました♡

2014年6月21日土曜日

「年齢詐称したい」



今日は、お友達とMUD COFFEEでお茶したよ。


全体的に茶色いけど、、、ワッフルとブラウニー♡
甘いものってどうしてこんなに幸せな気持ちになるのでしょう(^.^)






立ち止まっていてはだめだね。

どんなに落ちこんでも自信がなくなることがあっても動き続けることでしか前には進めないのだから。






2014年6月18日水曜日

くるくるパーマ


こんばんは。

たんこぶの上にできてた切り傷のカサブタがとれたから今日はオメデタイ日です。


そういえばこの前作品撮りした時の写真をけっこう前にもらったよ。




昭和と平成の狭間のにおいがする。。


珍しく笑顔をたくさん求められたけど、よかったってチョイスされたのは真顔でした。笑




くるくる〜♡

実は、前から友達の美容師さんの撮影だったのです!
そういうシュチュエーション初めてだったからなんだか照れくさくて恥ずかしかったなあ〜。

でも美容師として頑張っている仕事中の彼の姿はとっても輝いていて素敵でした!後からウラ話とか聞けるのも滅多にないから面白かった(^-^)


呼んでくれてありがとう!!




2014年6月16日月曜日

Les Parapluies de Cherbourg

フランスの映画ってどうしてこうセンスがよくって可愛いんだろう。ストーリーはそれぞれ好みがあるとして、視覚的に。


雨の日も明るく可愛く過ごしたくなる映画!

カトリーヌ・ドヌーヴ様、美女だということはわかっていたけどこの映画で改めて本当に可愛いと思った!!

本当にどこからどうみても可愛い♡






セリフが全部歌なのだけど、役者と歌い手がみんな違う人なんだね。


現代になって60年代フランス映画みたいな手法を経験することって、視点を変えればとってもチャーミングでキュートじゃない?♡
私はその当時は「雨に唄えば」と「あまちゃん」の世界しか知らなかったからなあ。
色んな世界があるということを知るのは自分の引き出しを増やして心を広くするためにも大切なのですね♡

一年前は、自分の立たされていた環境や周りのせいにばかりして、自分は被害者の気でいたけれど、一年たって、時間が経ったのと周りの人の話と少しばかりの経験で、こういった事はありふれているということ、自分があまりにも未熟であったことが何となくわかってきました。今でも納得できないことはたくさんあるけれど、それも自分に力があればこうはならなかったのかな、と思います。



それでもやっぱり私は映画に出たい。いい作品に出会って私もその作品の一部になりたい。です。



「シェルブールの雨傘」




2014年6月7日土曜日

たらふく食べた話

そういえば先日、

私の中で、“元祖!行列のできるパンケーキ店”、「Egg'n'things」へ初めて行って参りましたよー!!

なんかこの予定を立ててから、噂のパンケーキを食べることよりもお店に足を踏み入れることにドキドキした!!


平日の夜だったからか、パンケーキ戦国時代だからか、意外と並ばずにさくさくと店内へ。。。

店内に入った瞬間甘くていい香りがしました
これがハワイの香りなのか…


まずは普通にビールとハンバーガー頼んじゃった。


でかっ!うまっ!
ジャガイモ食べきれなくてごめんなさい。


そしてメインディッシュ!
これがあの、ネット上の至るところでみた、憧れのホイップもりもりのパンケーキ♡♡♡



ほんとにモリモリだった!!
しかも前菜がてらハンバーガーもモリモリ食べちゃったけど…
パイナップルとイチゴとバナナとブルーベリー♡
もちろん完食しました!!

美味しかったー♡
満腹中枢がセロトニンで満たされました♡


満たされすぎてしばらく体が正常に機能しなかったくらい!


たまにはこういう話題のお店に行ってみるのもいいですね〜。
次はどこに行ってみようかな(^.^)




流れる雲よ〜未来より愛を込めて〜

演劇集団アトリエッジ十五周年
特攻隊ミュージカル
『流れる雲よ〜未来より愛を込めて〜

観劇してきました。

仲良くさせてもらっている、小林航平さん、長堀純介さん、岡本拓郎さん、あと違うチームで観ることはできなかったけど加藤歩さんが出演されていました。

舞台は太平洋戦争中で、立たされている状況は全く違うけれど、現代の若者と変わらず一人一人それぞれ大切な家族や友達がいて、恋をしたり、葛藤したりしている姿が描かれていたので、そこから特攻隊員として突っ込んでいくシーンはじーんときました。

叫び声ってなんかものすごいパワーありますね。


2014年6月5日木曜日

SPRiNG7月号

現在発売中のSPRiNG!



おしゃれ印象はちょい派手リップ&ネイルの読者ページにちょこっと載せてもらいました!


リップを塗る前のビフォーアフターが載っているのだけど、ビフォーの私が面白すぎて笑えました。




なんか全体的に残念すぎる。。。
ごめんなさい。。。。。

もっとありのままのわたし磨きを色々がんばろうと思いました。笑



アフターは、可愛くしてもらったのでぜひ誌面でご確認くださいませ♡笑


この時に使ったNARSのリップペンシルがよくて気に入ったので、さいきん自分でも買ってしまいました!
撮影で使ったものよりも赤みがあるオレンジにしたよ(^.^)


さいきんはほぼ毎日お化粧するようになったので活躍しそうです。
以前はほぼ毎日すっぴんだったのですが、最近はお化粧することが女性のたしなみとして素敵だなっと思ったりおめかしすることで街を歩いたり人に見られるというモチベーションにつながるなあと思ったりするのです。

だからというわけじゃないけれど、ヒールの高い靴もよく履くようになりました!

もちろん既出の「ありのままのわたし磨き」も大切にして、隠すおめかしじゃなくてよりよく魅せるおめかしをしよう、と。

そう感じていた時に、ある演出家の方から同じお話をされたので全くその通りだと思いました。

人に会う時はなるべく綺麗な自分を見て欲しいですね。



もっと女性であることを楽しもう!