2017年5月15日月曜日

「恐怖分子」「牯嶺街少年殺人事件」

ゴールデンウィークの終わりに、シネマート新宿に、エドワード・ヤン監督の作品二本立てオールナイト上映を観に行きました。

ひろーい映画館だった。

塚本晋也さんのお話も聞けたりして、贅沢な一晩でした。


まずは「恐怖分子」。
どこに誰に焦点が当てられるのかわからないまま進んでいって、誰に感情移入していいのかもわからなかった。
面白かった。特にラストシーンの、走馬灯?、から現実に戻るところがぐっときた。

「クーリンチェ少年殺人事件」は、夜が更けてきたこともあり、変なテンションになってることもあり、ちょっと眠いのも本当に映画の中に入り込んでしまってるようなおかしな感覚になった。ゆっくりとゆっくりと気づかないうちに何かがおかしくなっていて、自分の気持ちもおかしくなっちゃった。

映像がやっぱりとってもきれいだった。闇がすごく暗いから、光のシーンがほんとに眩しくて、あったかかった。







2017年5月8日月曜日

観劇メモ2017/1/1〜5/7

鵺的「フォトジェニック」@ SPACE梟門

タヒノトシーケンス「巨大ないきもの、囁きながら眠る」@ 相模女子大学グリーンホール

演劇企画 heart more need「GO ON」@ SPACE梟門

Gahornz「One 偽りと誠〜最近テレビ出過ぎじゃないですか?」@ 高田馬場リスカフェ

ベッド&メイキングス「あたらしいエクスプロージョン」@ 浅草九劇

DEADSTOCKUNION「その先にあるモノ」@ 中目黒ウッディシアター

しきおりおりあおきえり「すかすからす」@ 東中野RAFT

Peachboys「3年B組金玉先生〜ロン毛バケーション〜」@ 下北沢シアター711

劇団桃唄309+N.S.F.+東京オレンジ「嘘いろいろ」@ 東中野RAFT

劇団じゅんこちゃん/しおめも 「別役実『正午の伝説』フェスティバル」@ 日暮里d-倉庫

ソラカメ「熱狂パンク」@ 花まる学習会王子小劇場




なんか抜けてたらごめんなさい。

他にも観に行きたい作品がたくさんあったけど、稽古とかワークショップとかぶってたり、お金がないとかで行けなかった。
今年の目標は、歌舞伎を観に行くこと!歌舞伎、どうしてもりきんじゃってなかなか行けないんだよな〜。
あと素敵な舞台に出会うこと!
やっぱり舞台は生で観ないとわからないよね。その熱量とか言葉で説明できない空気とか。
研究のためだったら別だけど。









2017年4月29日土曜日

「高地戦」感想

監督:チャン・フン


不毛、不毛、不毛。

この前まで同じように生きてた人たちが、どうしてこんなことしてるのか。

いっぱい簡単に人が死んでいくのに、その一つ一つが全部痛くて苦しかった。

北朝鮮の人はこの映画観られるのかな。アメリカ人もロシア人も中国人もみんなみてほしいな。日本人もみてほしいな。

戦争ものの作品はいっぱいあるけど、美化するわけでもなく誰かがヒーローとして描かれてるわけでもなく、ただただその時をみんなが必死で生きてた。生きたいという欲ももはやないのかもしれないけどそれでもちゃんと生きてた。


わたしは今このタイミングで観ることができてよかったって思えた作品。
いろんな意味で。


なんか悔しくなったし。
悔しいっていうのはちょっと違うけど
、、、
なんかそれしか言えないです!

「青春の殺人者」「太陽を盗んだ男」感想

監督:長谷川和彦

二つの映画をみて共通して感じたことは、生きろってこと。死ぬほうが簡単だ、と思った。みている方も死んでくれたほうが気が楽になるのに、あえて生かしてるのかな、そうなんだろうなー
この前みた「復讐するは我にあり」でもちょっと似たことを感じたなー。


「青春の殺人者」
お母さん。愛する人が愛する人を殺した時、それを目撃した時、人間ってどうなっちゃうんだろう。
この耐えられない状況、何が何だかわからない状況になった時、思い出に浸ってみたりポジティブに未来を想像してみたり全部終わりにしようとしたり。いろんな選択肢があるけどそれが一気に全部あった。

「太陽を盗んだ男」
ポップでキューブリックみたいで前半は不謹慎かもだけど楽しかったのに、後半グサグサきた。この攻めてる感じすごい。
結局何がやりたいのかわからない。のか、わからなくなってきちゃったのか。そんな気持ちの変化というか、麻痺してく感じとか、後戻りできない感じがヒリヒリした。
ジュリーさん、峯田和伸さんに見えてしょうがなかった。かっこいいことしてもちゃんとかっこよくてでも愛らしくて素敵。





「ろくでなし」感想

監督:奥田庸介

(現在公開中の作品です)





みんな不器用なんだけど、みんなかっこよかった。
なんだこれは!って思うくらいすごく好きだった。


ただの会話のさりげないところにもクスって笑ってしまう面白さがちりばめられていて、キラキラしてた。

コーラのストロー一回で咥えられないとことか。

言葉を発していないところにその人の真実がありありと見えるというか、こぼれていた。



あーーー。ドキドキするーーー。

2017年4月25日火曜日

「八つ墓村」感想

監督:野村芳太郎


これもまた、真由美さんみたさに観た作品。。。ファンタジーだった。寅さんが金田一。

明らかにリアルじゃないことなのに真実味がちゃんとあるっていうのが、ここ最近、昔の邦画を観ていて感じることのひとつです。








2017年4月23日日曜日

「復讐するは我にあり」「豚と軍艦」感想

監督:今村昌平


「復讐するは我にあり」
小川真由美が私のミューズになりつつある。。。
といってもまだ二作目だけど。「鬼畜」の緒形拳と小川真由美が記憶に新しかったので、設定は同じ(愛人関係、女は子供欲しい)なのに、全くの別人で、当たり前だけど俳優ってすごいって思った。入浴シーンの三國さんのなんとも言えない自分の欲望と戦ってるような滑稽な表情が好き。緒形拳さんのかっこつけてちゃんとかっこいいとこが好き。倍賞さんのあどけない顔立ちと大人の女の部分のギャップが好き。
小川真由美さんの、、、なんていうんだろうか、愛をすごく感じました。





「豚と軍艦」
最初はすっごくお洒落な映画だなーって思いながら観ていた。なんだか雰囲気があるなって。それは間違い無いと思うのだけど、それ以上だった。この言い方ごめんなさいだな。気づいたら引き込まれてて、主人公に感情移入してて、彼女にも。
ラストシーンは鳥肌が立ちました。ぶたぶたぶた。長門裕之さんが、お世話になっている森川正太さんに見えて仕方なかった。
なんか改めて本当にお洒落な映画。こんな映画日本にあったんだなー。

ばかやろー!!